このたび「第66回埼玉不整脈ペーシング研究会」を、2025年12月6日(土)THE MARK GRAND HOTELにて開催いたします。
本研究会は33年前に初めて開催されて以来、常に進歩を続ける不整脈診療とともに歩んでまいりました。近年では、新しいアブレーションシステムの誕生、刺激伝導系ペーシングの導入やリードレスペースメーカーの進歩など、診療は大きな変革期を迎えております。これに伴い、診療技術は高度化しておりチーム医療の重要性が一層高まり、各職種の専門性が最善の治療に欠かせないものとなっております。
本研究会では、臨床電気生理検査、カテーテルアブレーション、デバイス治療から基礎医学まで幅広いテーマを募集し、専門職の垣根を越えた活発な議論を通じて、診療に直結する知見を共有してまいりました。また、日本の不整脈診療を牽引する先生方にご参加いただき、第一線の知見と経験に基づく貴重なご助言を賜ることで、学びの場としての特色を築いております。
特別講演には、UCLA Cardiac Arrhythmia Center 准教授の森俊平先生をお迎えいたします。森先生は循環器領域に関連する解剖学分野において世界をリードされており、そのご業績は国際的にも高く評価されています。今回は、心臓の電気的刺激伝導系の発見者である田原淳先生の偉大な功績に触れつつ、刺激伝導系に関する最新の研究成果や知見をご紹介いただきます。本講演が、不整脈診療に携わるすべての職種の皆様にとって知識を深める貴重な機会となると確信しております。
本会は、医師のみならず、臨床工学技士をはじめとする多職種の皆様にも広くご参加いただける、開かれた実践的な学術交流の場であります。参加者の皆様にとりまして、本研究会が不整脈診療の知識向上に資するとともに、各医療現場における診療の質の向上と治療の成功に結びつく一助となることを願い、皆様のご参加を心よりお待ち申しあげます。
日 時 : 2025年12月6日(土) 午後2時〜5時45分
会 場 : MARK THE GRAND HOTEL(旧ラフレさいたま)
〒330-0854 埼玉県さいたま市中央区新都心3-2
TEL: 048-601-1111
特別講演
UCLA Cardiac Arrhythmia Center
准教授 森 俊平 先生
Revisiting the cardiac anatomy explored
by Prof. Sunao Tahara
〜田原淳先生が探求した心臓解剖学の再考〜
参加費
3,000円(医師・企業)、1,000円(コメディカル・研修医)
研究会会長 堀 裕一 (明理会中央総合病院 循環器内科)
主 催: 埼玉不整脈ペーシング研究会
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